ifree8資産バランスは早期償還もあり得るぞ!5年後存続しているか?

私が投資のコア資産として活用している8資産均等バランスカテゴリーの投資信託に異変が起こっています。

実は私がブログで投資をオススメしているeMAXIS Slimeバランス(8資産均等型)が人気過ぎて、他の同カテゴリーの投資信託の存続が怪しくなってきました。

参考:私のメインンの投資信託「eMaxis slim8資産バランス」がなぜおすすめなのか書いてみる。

まぁ、これは8資産均等バランス関連の投資信託のみならず、eMAXIS Slimeシリーズが設定されている資産カテゴリー全てに言えることなのですが…

このままの流れが続けば投資信託の淘汰が始まることでしょう。

これは私たちが生きる資本主義社会の仕組みでは仕方がないことなのですが、実は私はeMAXIS Slime8資産バランスとは別にifree8資産バランスにも投資しているのでifreeが早期償還されると困ります。

できれは両社に存続して欲しい!

と思って色々と調べて見たのですが現実は厳しそうです。

今回は私が調べたSBI証券のイデコでも採用されているifree8資産バランスの存続の可能性についてリアルに検討した結果を書いていきます。

ifree8資産バランスをおさらい

ifree8資産バランスは大和證券グループが低コストを売りにネット専売で販売している投資信託です。

商品の特徴は低コスト!(とはいっても今をときめくeMAXIS Slime8資産バランスよりも割高です。)と先進国・新興国・日本国の株式・債権・REITの8資産に均等分散投資していることです。

また、新興国株式の参考指標が他の多くの同カテゴリーで採用されているMSCIエマージング・マーケット・インデックスではなくFTSE RAFI エマージング インデックスを採用していることに独自性を発揮しています。

この新興国株式の参考指標の採用経緯は不明ですが残念ながら運用は上手くいっていないようで表面コストは低コストながら、実質コストは新興国株式のコストが重しとなり割高になっています。

正直なところ特段の理由がなければコストも低く運用も安定しているeMAXIS Slime8資産バランスを差し置いて、わざわざ投資する必要は無い投資信託と評価できます。

私がifree8資産バランスに投資している理由

前項でわざわざ投資する必要が無い投資信託と言いながらも、何故私がifree8資産バランスに投資しているのか?というと、これがSBI証券のイデコに採用されている唯一の8資産均等バランス型投資信託だからです。

参考:つみたてNISAのリバランス方法と必要性について

多分この投資信託を保有している方の多くが同様の理由でifree8資産バランスに投資しているのではないでしょうか?

イデコでは口座を開設した金融機関が採用した商品しか購入することができないので、希望のカテゴリーの商品に多少難があっても他に選択肢がないので買わざる終えません。

その為、私はSBI証券のイデコ口座で結構まとまった額のifree8資産バランスを積増し保有しながら、一方でつみたてNISAや特定口座でeMAXIS Slime8資産バランスを積増し保有しているという同カテゴリー商品を別々に2種類購入している不思議な構図になっています。

8資産均等バランスというカテゴリーの現状とは?

全ての投資信託に言えることですが投資信託の資金流入は人気のバロメーターであると共に体力ゲージでもあるので資金流入を見てみることで投資信託の状況を推察することが出来ます。

8資産バランス投資信託の資金流入を並べると…

eMAXIS Slime8資産バランス 純資産約97億円

ifree8資産バランス 純資産約68億円

たわら8資産バランス純資産3.6億円(上記以外の8資産カテゴリー投資信託は同状況)

見て分かるように現状の8資産均等バランスという資産カテゴリーの投資信託はeMAXIS Slime8資産バランスの一人勝ちです。

それもそのはず、eMAXIS Slime8資産バランスのコストは他の投資信託よりも圧倒的に安い0.16%に設定されている上に投資の運用を左右するマザーファンドも三菱UFJという強力なバックボーンを持つことから超巨大で運用の安定性も群を抜いています。

はっきり言うと他の投資信託とは正直勝負になりません。

SBI証券のイデコ枠を囲い込むなどの活動を行なっているからなのかifreeは頑張っている方です。

それ以外の8資産バランス投資信託は資金流入も低迷しており消えるのは時間の問題でしょう。

具体的な早期償還の条件とは?ifree8資産バランスの場合

具体的に目論見書にはifree8資産バランスの早期償還条件は3つ記載されています。

これらの条件に該当すると委託会社は受益者の意向を確認して信託契約を解除して投資信託を繰り上げ償還することができます。

(早期償還では受益者の意向の確認として一定数の受益者の同意が必要ですが、過去に早期償還を回避した投資信託は見た事が無いので基本的に早期償還の意向確認が行われると100%に近い確率で早期償還されているのが実情です。)

条件1.受益権の口数が30億口を下回ることとなった場合

条件2.信託契約を解約することが受益者のため有利であると認める場合

条件3.やむを得ない事情が発生したとき

多くの早期償還される投資信託で該当するのは条件1です。

つまり資金量が採算ラインから乖離して赤字になってしまうパターンです。

投資信託の運営会社も営利団体である以上赤字になっている事業で復帰の望みが薄いのであれば傷の浅いうちに終わらせて仕切り直して別の投資信託に力を入れたくなるのも分からなくはありません。

つまり、早期償還を避けるには資金流入が継続している、若くは見込める投資信託に投資することが大切です。

投資信託が早期償還されるとどうなるの?

投資信託が早期償還されても基準価格という面では問題ありません。

投資信託は保有資産によって価値が裏付けされているので理屈の上では償還日になっても保有資産価格で売却できます。

じゃあ良いじゃん

と、思った貴方は早計です!

もし、特定口座で保有している投資信託が早期償還されると今まで積み上げてきた利益が吐き出されて強制的に現金化されるので利益に対して課税され複利効果が阻害されます。

しかも、NISA枠で保有していた場合では強制的にNISA枠が売却され再利用することもできません。

長期保有することが前提となるNISAで途中償還されると投資家は大きな痛手を被ります。

その点、イデコであれば早期償還されても特段何かしらのデメリットを被る可能性は低いと言えます。

ifree8資産バランスの5年後の存続の可能性は?

私が思うに現状のままで行くのならifree8資産バランスが5年後も存続している可能性は60%程だと見ています。

この数字が高いか低いかは人によると思いますが、現状ifree8資産バランスは僅かながらも資金流入が続いていますし、今後作られるKDDIと大和證券が組んだau顧客向けの資産運用会社によるifree系の投資信託への資産流入も期待できるので恐らくは5年後も何とか生き残っていると思います。

因みにeMAXIS Slime8資産バランスとifree8資産バランス以外の8資産カテゴリーの投資信託の5年後の存続可能性は0%に近いと思います。

資金流入の状況が変わるような変革が起きない限り、この流れは変わらないでしょう。

最後に

今回はifree8資産バランスの存続についてまとめていきました。

始まりはifree8資産バランスという投資信託のおさらいから、私が何故厳しい状況だと言っているにも関わらずifree8資産バランスに投資している理由や国内の8資産均等バランスカテゴリーの投資信託の現状、果ては5年後の存続可能性まで予想していきました。

これを読めばifree8資産バランスの現状や8資産均等バランスという資産カテゴリーの現状がお分かり頂けたかと思います。

この資産カテゴリーでは、バランスファンドでありながら単一資産カテゴリーの投資信託よりも割安なコストを設定しているeMAXIS Slimeバランス(8資産均等型)が強過ぎて他の投資信託が淘汰される未来が見えてきてしまいました。

恐らくは他の資産カテゴリーでも遠くない未来に投資信託の淘汰が始まっていくことでしょう。

利用している金融機関による制約はあるとは思いますが、これから投資する投資信託は将来に渡って存続できるであろうと思える投資信託を選んで投資する必要が絶対に必要な時代になってきましたね。

投資の結果は誰のせいにもできない完全な自己責任です。

想定外のまさか

は実際に起こり得るので充分検討をして進めていってください。

私はよくよく考えた結果、SBI証券のイデコでは現状と変わらずifree8資産バランスを活用していきますが、特定口座・つみたてNISAではeMAXIS Slimeバランス(8資産均等型)を購入していきます。