ビットコイン等の仮想通貨のメリットと問題点について

最近ニュースでビットコイン相場の力強い上昇が報じられ、日本国内でもビットコインで決済ができる企業も現れ出し、最近なにかとビットコインへの注目が高まっています。

そんな世間で何かと話題のビットコインに投資をしようと考えている方も多いのではないでしょうか?

実際、私も投資しようかな、、、と思いました(笑)

そして、色々と調べてみました。

ここでは、株式投資歴7年の私がビットコインを分析して、考え至った現段階の投資判断をお話していきます。

貴方の投資のお役に立てると幸いです。

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そもそもビットコインとは?

何かと話題にはなっているビットコインですが、そもそもビットコインとはなんでしょうか?

簡単にビットコインのことを説明すると、ビットコインとはネット上に存在する仮想通貨の一種です。

一種と言ったのは、実は世界に仮想通貨は何種類もあります。

有力な仮想通貨

  • ビットコイン
  • イーサリアム
  • リップル
  • ライトコイン
  • イーサリアムクラシック

現段階では、数ある仮想通貨の中でも1番有力なのがビットコインです。

実は仮想通貨には通貨価値のみを持つ第1世代、通貨価値と共に取引時に条件を付けられる第2世代の2種類があります。

主に投資に用いられるのは仮想通貨の価値のみを持つ第1世代ですので、この記事ではビットコインなどの仮想通貨の第1世代のことを指して仮想通貨と呼称していきます。

ビットコインを始めとする仮想通貨の特徴とは?

どの仮想通貨にも共通する大きな4つの特徴があります。

特徴その1.通貨として取引できる

ビットコインを始めとする仮想通貨は日本の円やヨーロッパのユーロ、アメリカのドルといった現実世界の通貨と、ネット上の取引所を通じてトレードすることができます。

その為、FXと同じように1種の通貨として投資が可能です。

特徴その2.自由な取引

これらの仮想通貨は、どこかの国家や銀行が発行する訳では無いので、国家に囚われない自由な取引が行えます。(この点が注目されて中国では資産保存の1つとしてビットコインが活用されています。)

ただ、これは逆に考えると、通貨に対して何の後ろ盾もないので受給の関係で激しく仮想通貨の価格が上下するということでもあります。

特徴その3.安全性が高い

ここまで仮想通貨が世界中に普及したのは、仮想通貨の安全性を確保する技術が実現したからです。

技術的な説明は難しいのですが、簡単に仮想通貨の保存技術を要約すると、仮想通貨は取引が行われる度に取引履歴が保存され、その取引履歴を元に通貨の所有が認証されます。

この技術はブロックチェーン技術と呼ばれる理論的には、とても安全性が高い技術で、仮想通貨の価値の要となっています。

特徴その4.発行上限が設定されている

多くの仮想通貨には発行上限が設定されているので、いずれは新規発行が停止して出回っている通貨のみで取引が行われることになります。

通貨の価値は発行数に大きく左右されるので、始めから発行上限が設定されているのなら、その通貨の価値は実質保証されていることになります。

仮想通貨の問題

次世代の通貨として注目を浴びる仮想通貨ですが、実は仮想通貨は大きな4つの問題を抱えています。

問題その1.価値の裏付けが無い

現実の通貨は価値があると多くの人が信じることで価値を保っています。そして、その価値を信じる理由として国や中央銀行が現実の通貨の価値を保証しています。

何の後ろ盾も持たない仮想通貨は自由ではありますが、現実の通貨と比べて価値は非常に不安定です。

その為、何か問題が起こって『価値が全くなくなる』ということが起こり得ます。

問題その2.取引所の問題

少し前に日本の大手ビットコイン取引所マウントゴットスが破産しました。

ビットコインの取引所は仮想通貨の取引履歴や保有履歴が記録されているので、仮想通貨にとって生命線です。

そんな取引所が破産すると投資家は大きな損失を被ります。

日本ではマウントゴットスの破産をきっかけに仮想通貨取引所に関する法整備が進み、今年2017年に仮想通貨取引所に関する法律が施行されました。

この法律により仮想通貨取引所を運営する企業には厳しい基準が適用されるようになったので、今後マウントゴットスのような突然の破産は避けられると考えられています。

株式や債券は証券会社が破産しても、個人の株式や債券は信託会社に保管されているので安全です。

しかし、仮想通貨は取引所に全ての財産が保管されているので、取引所に何かが起こると多大な被害を被る可能性があります。

つまり、現状ビットコインなどの仮想通貨に投資することは、取引所に対する信用リスクを背負うことにもなります。

問題その3.仮想通貨は玉石混在

仮想通貨には、ビットコインを始めました有力な物から、全く知られていないマイナーな物まで沢山の種類が存在しています。

仮想通貨の物によっては、仮想通貨の価値の要となるブロックチェーン技術が使われていない、ただの電子マネーのような物まであるので、深く調べずに新規の仮想通貨に投資すると大ヤケドを負ってしまうかもしれません。

当面仮想通貨の専門知識を持たない個人投資家が仮想通貨に投資するのなら、ビットコインなどの知名度が高い有力な仮想通貨に投資するのが良いでしょう。

ビットコインの投資判断は?暴落のリスクが高い

まずハッキリと言えることは、現時点でのビットコイン相場は完全なバブル期だと思います。

1日に価値が3〜4%動くことは珍しくなく、何かの拍子に10%〜20%下落・上昇したかと思ったら、数時間後には何事もなかったかのように値を戻したりします。

更に、人々の需要によって価値は変動するので、市場の流れを読むことも容易ではありません。

投資対象の安定性は無いと言えます。

ビットコイン価格は、昨年の1月と2017年7月時点で比較すると3倍に膨れており、既に人々の期待で価格が膨張しきっていると感じます。

私には、遠く無い未来に破裂するようにしか見えません。

私としては現段階でビットコインに投資する気はありませんが、仮にビットコインに投資するのから無くなっても良いと思える額を投入して長期保有する。

若しくは、ある程度の額を投入してビットコインが値上がりする度に段階的に換金してリターンを得ながら撤退していく、、、のどちらかが良いと思います。

でも、どちらの方法もオススメはしません。

これらの方法は短期的にはリターンを得られても、いつ暴落するかわからないので心理的に負担を感じますし、暴落すればリターン以上の損失を被る可能性が高いからです。

辞めといた方が良いよ!

というのが、私の素直な気持ちです。

また、ビットコインを空売りするという方法もありますが、こちらはこちらでリスクが高いと思います。

参考: ビットコインを空売りする方法【天井狙いは危険!でもbitbankトレードなら追証なし】

仮想通貨の将来性

今後も仮想通貨は世界に広がり普及していくでしょう。

ただ、今の段階ではどの仮想通貨がメジャーな仮想通貨になれるのかわからない状況です。

もっとも有力な仮想通貨のビットコインでさえ、多くの問題を孕んでいるので、このままスンナリとメジャーな仮想通貨になるのかはハッキリとは分かりません。

私が思うに、今後仮想通貨の世界が広がっていけば、いずれ仮想通貨の中で、現実の通貨のドルやユーロ、円のような住み分けが進んでいくと思います。

そして、メジャーな仮想通貨が確立されれば、投資家ではない普通の人も普段の生活の中で通貨の1つとして仮想通貨を便利に利用していくでしょう。

現段階で仮想通貨を投資対象として見れませんが、今後の世界を変える新技術の1つだと確信はしているので、今後の展開を期待しています。

参考:ビットコインはいくらから始められる?少額で投資する方法