つみたてNISAのリバランス方法と必要性について

早いものでつみたてNISAが始まって2ヶ月が過ぎ、私のつみたてNISAの残高も徐々に増えてきました。

詳しくはこちら⇒私の積立NISA投資方針 ~おすすめ銘柄はインデックス系投信である理由~

額にしたら知れているのですが、この資産を取り崩すのは20年以上先だと思うと何だか感慨深い物があります。

勿論換金するときには複利で増えてリターンを得られるであろうと期待しているのですが、実は1つ心配していることがあります。

それは、つみたてNISAのリバランスです。

恐らくは多くの方が私と同じようにつみたてNISAのリバランスについて考えを巡らせている(と私は勝手に思っています)ことでしょう。

そこで、今回は心配のタネでもあったつみたてNISAのリバランスについて私なりの対処方法を考えたのでご紹介します。

何かのお役に立てれば幸いです。

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つみたてNISAのリバランスの必要性とは?

そもそもリバランスとは「資産を予め決めた配分に調整すること」を意味します。

定期的にリバランスを行うことで高い資産を売って安い資産を買う資産配分の調整ができリターンを向上させることができます。

リバランスを1年に1回行う場合と全くリバランスをしない場合では獲得できるリターンに大きな差が出ることが数々の研究で明らかになっているのでリバランスはやった方が良いと断言出来ます。

私の理想の資産配分

因みに私の理想とするポートフォリオ(資産配分)は安全資産:50リスク資産:50の割合が基本となり、リスク資産の中で8資産均等バランスファンド、世界全体の株式に対して投資を行っています。

少し前のような株式が高い時期には8資産均等バランス型の投資信託を買い、市場に不穏な空気が漂い始めたら世界の株式に投資する投資信託の購入にシフトするという緩い運用方針を取っています。

私は年齢が30代ですので少しリスクを取ってザックリと株式の割合がリスク資産の50%を占め残りの50%はREITや債権が占めています。

50代に入ったら資産を徐々に国債に移行して安定資産の割合を上げていく予定です。

つみたてNISAでリバランスが難しいのは何故?

つみたてNISAでリバランスが難しいのはひとえにつみたてNISAの資産を売却できないことが原因です。

つみたてNISAで購入した資産を売却すると、その分の非課税枠は無くなり復活することはありません。

つみたてNISAで選択できる投資信託は理論的には長い期間持てば持つほど資産が増殖する仕組みになっているので、これらの投資信託を前提につみたてNISAの非課税枠を最大限に利用しようと思うと結果的に一度購入した資産を短期間で売却することができなくなります。

というか非課税期間20年間はずっと持っていることが理想だと言う結論に達します。

つまり、つみたてNISA内の投資信託を売却することなくリバランスを行う必要があるのですが、そもそもリバランスは高い資産を売却して安い資産を買うと言う前提に立っているので資産が売却できないのならリバランスはできないということになります。

確かに一見そう思えるのですが、やり方によってはリバランスを実行することができます。

つみたてNISAでリバランスする方法

それでは早速つみたてNISAでリバランスする方法を紹介していきます。

方法1:ノーセルリバランス

これは過去の偉人たちが行ってきた資産を売却することなく資産配分を合わせていくノーセルリバランスと言う方法です。

やり方は簡単です。

資産配分がずれてきたら高くなっている資産を買わずに安くなっている資産をその分購入することで、結果的に毎月の積み立てを行うことによって資産配分を調整しリバランスを実行します。

この方法では急激な資産配分の調整はできませんが月々の積み立て額で無理なく調整行うことができるので負担が少なく設定さえしておけば気がついたら資産配分の調整が終わっていることになります。

つみたてNISAでも有効な方法です。

大きな資産調整で無ければ、この方法でリバランスをしていくのが良いでしょう。

方法2:つみたてNISAとは別に投資しているならトータル資産でリバランス

つみたてNISAにプラスして投資をしているのであれば話はもっと簡単です。

この場合であれば全体の資産の割合を見てつみたてNISA以外の資産の部分で資産を売却し資産配分を調整すれば良いので難しい事はありません。

仮につみたてNISAを除く部分の資産の割合が小さくても期待リターンが大きい株式でも想定リターンは5%前後です。

余程他の部分の資産が小さくない限りはインデックス投資であれば、つみたてNISAの資産に対して20%〜30%の保有額があればリバランス分を吸収することは可能だと私は考えています。

余力があるのであればリバランスの為にもつみたてNISAにプラスして資産を購入しておくのも良いと思います。

わたしのつみたてNISAのリバランス方法

私の場合はつみたてNISA・イデコ・特定口座で投資信託の積立を行っているので、まず非課税枠を何度も再利用できるイデコで資産の売却購入でリバランスを進めます。

私は長年イデコで投資信託を積み立てているので、資産がある程度の規模におり、殆どの場合でイデコの調整でリバランスが完了します。

しかし、もしそれでも足りなければ特定口座の投資信託の売却購入を行い、それでも足りなければノーセルリバランスで調整する心算です。

そして、特に深い意味は無いのですが1年に1度、毎年12月に安全資産とリスク資産の割合の確認を行っています。

つみたてNISAで買った投資信託は買いっぱなしという戦略です。

逆転の発想 リバランスを放棄する

ここまでリバランスについてあれこれ方法考えてきましたが、率直に言ってリバランスは非常にめんどくさいです。

緩い投資方針を掲げている私ですらめんどくさいと感じるのですから真面目に取り組んでいる方は非常に大変な作業になっているのではないでしょうか?しかし、リバランスがリターンを上昇させる事はまず間違いないと歴史が証明しているのでやれるならやったほうが良いでしょう。

でもめんどくさいなぁと思うあなたに朗報です。

 

実はリバランスをすべてやってくれる投資信託が存在します。

それがバランスファンドです。

 

バランスファンドはあらかじめ設定された資産配分に自動で調整されるので実質リバランスをする必要がありません。

こんなめんどくさいことをちまちまやる必要もなく全部自動で勝手にやってくれるので完全にほったらかしで投資を進めていくことができます。

手間をかけずにある程度のリターンを獲得したいと言う方はバランスファンドを選択して積み立てていくと言うのも1つの方法です。

但しバランスファンドは信託報酬が高めで複数の個別のインデックスファンドを組み合わせた方が信託報酬を安くすることができる場合が多いです。

この信託報酬の差は小さいのですが、この少しの差も長い期間積み立てるとなると最後には大きな差になります。

多くの方がそう言うのも理屈では分かるのですが、それも結局は長く続けるという前提になるのでバランスファンドなら長く続けられる!と言うのなら、私はバランスファンドを選択した方が良いと思います。

ぶっちゃけていうと、私は面倒な手間を省く為に色々考えた結果、eMaxie slim 8資産均バランスファンドを資産のコア部分にすることにしました。

参考:私のメインンの投資信託「eMaxis slim8資産バランス」がなぜおすすめなのか書いてみる。

バランスファンドを組み込むことでリバランスなどの手間は確実に減らすことができます。

私は多少信託報酬が高くてもストレスフリーに投資できることがベストだと考えています。

まとめ つみたてNISAのリバランス方法

今回はつみたてNISAのリバランスについて考えてみました。

資産配分を調整するリバランスを行うことでリターンが向上することは様々な研究によって証明されているのでやった方が良いのは間違いないのですが、資産を売却すると非課税枠が消滅するつみたてNISAでは資産の売却が前提となるリバランスを行うことが困難です。

しかし、事前にリバランスを行うことを前提に準備しておけば、つみたてNISAでもリバランスを行えます。

ここで紹介したリバランスの方法の中から自分の積立ケースに合った方法を選択すると良いでしょう。

また、リバランスが面倒で完全にほったらかしで投資を進めたいのであれば少し信託報酬は高くなりますがバランスファンドを選んで投資することで自動でリバランスが行われストレスフリーに投資を行えます。

結局は長く継続することが投資信託で資産を形成する為の条件となるので、自分が長期間継続できる方法を考えてやっていくのが1番良い方法になります。

貴方なりの答えを出してみてください。

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つみたてNISAにおすすめの証券会社はどこか?選び方のポイント