IPOコラム

ソフトバンクモバイルが上場?IPOの主幹事を予想

ソフトバンクグループが自社の中核企業であるソフトバンクを上場させる計画があることを公表したことで、ソフトバンクの上場への注目度が高まっていますね。

このニュースを見て私は不覚にも「ソフトバンクって既に上場してなかったか?」と思ってしまったのですが、調べてみると2015年に「旧のソフトバンクはソフトバンクグループ」に「ソフトバンクモバイルはソフトバンク」に同時に社名変更していたのですね。

なるほど!

と思いながら、ちょっと恥ずかしかったです。

今回は、そんなソフトバンクのIPOに向けてソフトバンクの情報のおさらいと主幹事や中核幹事となる証券会社を予想していきます。

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ソフトバンクグループとは?

世界で800社を超える数のソフトバンクグループ企業を統括管理しているトップ企業が株式会社ソフトバンクグループです。

ソフトバンクグループのトップは創業者で今や世界を股にかける大実業家として活躍している日本で知らぬ者はいない孫正義です。

一代でソフトバンクグループを築いた、その功績は夢を見ているようで生ける伝説と言っても過言ではないでしょう。

そんなソフトバンクグループの売上高は約9兆円にも登り、国内外への影響力は計り知れません。

特に通信分野やインターネットの分野では盤石な体制を固めています。

更に近年ではサウジアラビアの政府系ファンドと組んで先進技術に集中投資する10兆円ファンドを設立、ロボット、AI、半導体、ビックデータなどの優良企業を片っ端から取り込んで資本に参加しています。

大袈裟でもなくソフトバンクグループは世界に名だたる大企業でしょう。

ソフトバンクグループとソフトバンクの関係とは?

日本で通信事業を展開するソフトバンクはソフトバンクグループの中核企業であり非上場ながら超優良企業です。

その実力はNTTやKDDIに肩を並べる程で長年安定した利益を稼ぎ出しています。

また、ソフトバンクグループの財務諸表を見ると分かりますがソフトバンクグループの有利子負債は時価総額と同等で新規の貸付保証は難しい状況です。そこで、ソフトバンクグループでは新規貸付はソフトバンクが債務保証を行なっています。

このようにソフトバンクは資金利益の両面でソフトバンクグループを支えていて、その時価総額は7兆円とも言われており…数字の上ではNTTドコモと同規模の企業ということになります。

現段階のソフトバンクIPO情報

ソフトバンクグループからは現段階で決定した事実は無いと公表されているので、これはソフトバンクの上場は日本経済新聞の飛ばし記事の可能性もあるのですが、報道によればソフトバンクの3割に当たる約2兆円を国内外に上場させて資金を調達する方針であるとされています。

昨年のメルカリの例もあるので日本経済新聞の信憑性は疑わしいのですが、そもそも可能性が無ければ報道さえされないと思いますので上場の可能性は有ると思います。

ソフトバンクのIPOは儲かるか?

IPOの諸条件が不明なので現段階で初値で売り抜けるIPO投資の勝率は測りかねますが、ソフトバンクの実力が充分あることは確かで上場後も発行株式の約7割はソフトバンクグループが保有を継続します。

このことから余程酷い形になるとは考え難く、長期保有という観点で見れば安定した利益が獲得できるだろう、と私は考えています。

ソフトバンクのIPOの主幹事を予想

ここでは私なりにソフトバンクのIPO主幹事を予想していきます。

可能性第1位 野村証券

押しも押されぬ日本を代表する証券会社野村証券が第1位です。

大型上場のノウハウは充分持っていますし、ソフトバンク社債の発行でも度々主幹事になっていてソフトバンクグループとの繋がりも深いので主幹事となる可能性は高いでしょう。

ただ、個人投資家の観点から言うと野村証券のIPOは公平抽選制度ではないので、仮に野村証券が主幹事になると資金力に乏しい普通の投資家の当選確率は非常に低くなります。

その為、主幹事となる可能性は高いのですが、できたら外れてほしいというのが素直な気持ちです。

可能性第2位 みずほ証券

ソフトバンクグループのメインバンクみずほ銀行のグループ企業みずほ証券が第2位です。

ソフトバンクグループが危うくなるとみずほ銀行も大丈夫なのか?と噂になる程、みずほ銀行からソフトバンクグループへの融資は巨大です。

これはもう運命共同体です。

借金が大きくなり過ぎると借りている側の方が強くなると言う例えが両者にはガッチリ当てはまります。

ここまでガッチリ食い込んでいるのですから、上場ともなれば必ず何らかの形で絡んでくるでしょう。

主幹事となる可能性は充分考えられます。

可能性第3位 SBI証券

第3位はネット証券第1位のSBI証券です。

今回の予想のダークホースですね。

ネット証券のSBI証券はソフトバンクグループと事業が近く様々な分野で連携しています。

今後ネット証券は更に拡大すると言われており私も間違いなくそうなるだろうと考えています。

先を見据えて考えると、ここで思い切って主幹事としてガッチリとした繋がりを持っておいて貸しを作っておくのはソフトバンクグループにとって先々得な話しでしょう。

SBI証券との繋がりも有り、まさの「SBI証券主幹事」はありえると思います。

ここでソフトバンクIPOを主導する主幹事を予想しましたが、IPOの取扱権利を得られる幹事団に入るという視点で見ると2兆円規模の上場ならば日本のIPOを取り扱った実積のある証券会社なら軒並み幹事団に入ると考えられます。

ムチャクチャなことを言うな…

と思うわれるかもしれませんが、2兆円規模の上場は私が子供の頃に上場したNTT本体しか国内に過去に例がなく、近年の超大型上場である郵政3社・LINE・JR九州・SGホールディングスなんて目じゃないほどの規模です。

設定金額にもよりますが、1度に売り出したのなら申し込めば殆どの方が当選するレベルの枚数になり、そうなれば取り扱い証券会社の数も可能な限り広げていこうとするのが自然な流れだと思います。

どちらにしても、規模が規模だけに主幹事を含めた複数の証券会社から応募すれば当選は容易だと思います。

この点は、ハッキリとした情報が出てきたら再検討していきます。

ソフトバンクIPOの懸念材料

ここまで良いことばかり語ってきましたが、実はソフトバンクをIPOすることによって多くの問題が起こると考えられます。

ここでは、そんなソフトバンクIPOの懸念材料についてお話ししていきます。

懸念材料その1.株価の下落による買い戻し懸念

これはソフトバンクグループに限った話ではないのですが、悪意のある株主は市場が好調な時にIPOを行ない、その後市場が低迷したタイミングで株式を買取り上場廃止にするという、個人投資家のデイトレードのような事を行うことがあります。

今回のソフトバンクのIPOでは、ソフトバンクグループが上場後も7割の株式を保有するということなので、仮にソフトバンクグループが上場廃止を訴えれば他の株主に抗う術はありません。

現在日本を始め世界は記録的な株高の時代に突入しています。私が創業者なら、こんな時にIPOして出来るだけ高値で株式を売却したいと考えるでしょう…そして、その後の下落で買い戻すということも…

ソフトバンクは親会社が圧倒的な支配権を持っていて、その権利を行使されると何が起こるか分からないということは覚えておいた方が良いでしょう。

懸念材料その2.ソフトバンクを手放すことでの収益・信用不安

少し前に書いたようにソフトバンクグループの債務の多くで子会社のソフトバンクが債務保証を行なっています。また、ソフトバンクの収益はソフトバンクグループを大きく支えています。

手元に7割株式を残すとはいえ自社の稼ぎ頭のエースの3割の株式を売却するのはソフトバンクグループにとっても痛手のはずです。

入手した資金で先進分野に投資するとしていますが、これは絵に描いた餅になる可能性もあり、投資先を誤れば大きな過ちの第一歩になるかもしれません。

最後に

何はともあれソフトバンクグループの超優良企業のソフトバンクが上場するのは楽しみですね。

日経新聞で発信されただけで、現段階でソフトバンクグループで決定した事実はないとされているので、とりあえずは公式発表を楽しみに待ちましょう。

今回の主幹事証券会社予想はソフトバンクグループとの関係性を考慮して検討したので自信があります。

私は通信分野は現在のインフラに該当し日常生活に必須の物だと思っているので好んでKDDIやNTTドコモに投資しています。

今の通信規格4Gは段々と値下がってきていますが、今後5Gが始まれば再度単価は値上がっていくでしょうしドローンなど新たなlot機器に対する新需要も取り込めれば業績は硬いと期待しているのでソフトバンクの上場も好意的に見守っていきます。





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